佐々木　良宜

　会計業務のうち月次や四半期、年次の決算業務を担当しております。月次決算では法令に沿った計算書を作成し会計検査院へ提出し、四半期報告では予算執行状況から把握した機構の運営状況を役員等へ報告しています。また、年次決算業務では１年間の会計情報を財務諸表や財務報告書としてまとめ、機構役員に内容報告し、その後、文部科学省や会計検査院に説明を行っています。
　また、税務担当として税務に関する様々な情報を集約し、機構内に周知するなど、会計上の注意点が機構の業務に適切に反映されるよう努めています。

　会計業務は独立行政法人通則法、独立行政法人会計基準など様々な法令に基づいて行われます。これらを理解しながら日々の業務や期末の決算業務を行い、財務諸表としてまとめるのは苦労しますが、年間を通してはルーチンワークであって計画を立て易く、これを滞りなく成し遂げることにやりがいを感じています。

　普段は各自割り当てられた業務を淡々とこなしておりますが、業務を進めるうえでわからないことや、疑問に思ったことがあれば上司や同僚に相談し、その場で解決を図っていく雰囲気があります。また、特定の職員のみに業務が偏ることがないように係長間で調整するなど、経理室が一丸となって業務に取り組んでおります。