技術部情報基盤支援部門
試験区分:電子情報
東工大の情報基盤サービスを提供する業務を行っています。教育・研究には高度な情報基盤が必要であり、その一環としてICカードを利用した情報システムを構築・運用しています。主に、学生証/職員証の発行、キャンパス内建物のセキュリティ確保のためのICカードによる入室管理や、包括契約のソフトウェア製品(Adobe,Microsoft,ウィルス対策ソフト)の利用促進を行っており、その他にもネットワークセキュリティの全学対策、東工大の全学メールシステムの運用、次期システムの検討と検証も行っています。
世界最高水準のスーパーコンピュータとしてTSUBAME3.0が平成29年8月より稼働しました。それに伴い、スパコンに運用に関するIDの構築の業務をする上で、先端研究を行っている卓越した研究者と交流が持てます。それ以外にも研究者からサポート依頼があり、各ソフトウェアをインストールでき、喜ばれたことが印象に残っています。
一番の魅力は学べる環境が整っているということです。日々、情報技術は変遷していきます。昨日最新の技術で作られたアプリケーションでも明日には過去のものとなります。その中で、システムを改修し、教職員のアンケートの中で前よりも使いやすくなったとの意見をもらいとてもやりがいを感じています。
また、私が所属する技術部の中では多様な分野で研究をしている人もいます。技術職員同士が交流し、異なる分野の話を聴ける機会があることも魅力です。外界からは見ることのできない新たな世界が拡がっています。そういった点で、多方面から大学、組織を客観的に見ることができます。もしかしたら、今後、技術職員としてノーベル賞の一端を担う仕事ができるかもしれません。
4月~6月
授業サポート:入学してきた学生が授業で東工大ポータルを利用し、一時的にアクセス数が膨大に。そのため、注意深くサーバ負荷の監視、対応業務。
7月~8月
メンテナンス:今後利用できるアプリケーションの選定と開発、Cloudの検証作業。
9月~12月
ソフトウェアの包括契約:本学の学生が利用できるソフトウェア(Adobe,Microsoft,ウィルス対策ソフト)の次年度も利用できるような契約の手続き。
1 月~3月
職員証・学生証の大量発行:次年度採用者の職員証を作成、職員証の更新の再発行、次年度の入学、留年生の学生証の作成。
通年
ソフトウェアのユーザサポート:学生及び教職員から依頼を受け、Adobe,Microsoft,ウィルス対策ソフトのインストールをサポートする業務。
入室管理システムのサポート:キャンパス内の建物の出入り口のカードリーダのユーザ登録、削除操作用PC及びサーバの障害、メンテナンス対応業務。