久保　利樹

　国との研究プロジェクトや民間企業との共同研究といった、学外の研究資金の獲得支援から管理まで行う総合窓口の役割を持つ部署に所属しています。
　私は研究活動の基盤となる重要な研究費の一つである科学研究費の応募から実績報告までの一連の支援や、採択数増加に向けた支援策の企画・立案などを主な業務としています。

　世界をリードする革新的な先生の研究を真正面からサポートできることにやりがいを感じでいます。また、最新の学術研究の政策動向に応じた学内制度の企画・立案を検討する機会もあり、情報収集能力や発想力が求められる企画職のような側面がある点も魅力です。

　仕事は自分の裁量で進めることができ、定例ミーティングで仕事上の懸念点や進め方を気兼ねなく相談もできるので、働きやすい環境が整っています。
　若手職員発案の業務改善を応援してくれる風通しの良さもあります。

４月　科学研究費　内定発表
内定結果をもとに昨年度の支援策の反省点を洗い出します。併行して実績報告の準備を進めます。

５月　科学研究費　受入準備
先生が科学研究費を使えるように予算反映等の準備をします。
学内外に共同研究者がいる場合は、研究費の配分手続きを進めます。

６月　支援策の企画・検討
次年度の科学研究費の採択数の増加に向けて、企画した支援策を検討し、随時実施していきます。

９月　科学研究費　公募開始
公募情報を学内へ周知し、学内外の有識者を講師として招き、科研費採択に向けた講演会を開催する等、応募準備を進めます。

１０月　科学研究費　応募締切
応募がピークを迎えます。先生から提出された計画調書をチェックし、1件でも多く採択されるように一人一人支援していきます。

２月　予算管理
年度末に向けて研究費の執行状況のチェックする等、予算管理を随時行います。