和田 美咲

東京海洋大学

データは大切だが、それに踊らされるな。
 
和田 美咲
企画評価課 評価係 主任
 
採用年度:平成18年度
試験区分:事務

現在の仕事内容について

 企画評価課は、大学の業務に関する目標や計画を取りまとめたり、実績データを集めて評価をおこなったりしています。企画係が今後の方針を決めていくといった性質の業務を担当し、評価係は係名どおり、その評価をおこなうことが主な業務となります。
 大学のあらゆるデータを取り扱っており、大学全体を対象とした調査統計を取りまとめや、教員の業績を入力いただくデータベースを管理し、それらを使用して大学や教員の評価に役立てていくことが主な仕事です。

仕事をしていて感じる魅力ややりがいについて

 法人も教職員も何らかの指標で評価を受けることは避けられませんが、大学もそこで働く教職員もそれぞれの特色や個性があり、そこから生み出されるものはまさに多様です。そんな様々な実績にふれられるのも魅力ですが、それらをいかに汲みとって評価や大学のアピールに生かしていくか工夫をすることは、やりがいを感じます。

実際に仕事をしてみて、就職前とのギャップはありましたか

 最初に配置された「教務課」は、学生さんに窓口で履修方法を説明したりと、まさに就職前に持っていたイメージ通りでしたが、次の「研究推進課」は、共同研究相手の企業の方が訪ねてきたり、契約書や特許を扱ったりと堅めな一面も。現在所属の「企画評価課」は、役員の対応も多く…異動の度に異なる緊張感を味わっています。

年間のスケジュール

4月~6月
前年度の大学の業務計画に対する評価を取りまとめて文部科学省へ提出します。

5月~7月
「学校基本調査」「科学技術研究調査」といった大学全体を対象とした調査が実施されます。各課に回答依頼をし、取りまとめて回答します。

7月~9月
「法人評価データ」や学内の教員データベースに入力するためのデータを集めます。

9月~11月
研究業績など、事務では把握できないデータを教員に入力してもらい、集計して教員評価用のデータを作成します。

10月~11月
年度計画の9月末までの実施状況について中間評価をおこない、進捗を確認します。

12月~3月
様々な周期で各種の評価を実施するため、毎年の業務の合間に準備をおこなっています。