本田 ひろの

東京大学

柔軟に、前向きに考える。
 
本田 ひろの
教養学部等教務課 前期課程第二係
 
採用年度:平成23年度
試験区分:事務

現在の仕事内容について

 東京大学では、全ての学部学生が1・2年生の間「教養学部前期課程」で学びます。私が働く部署では、前期課程の学生約6600名の学籍・授業・履修・成績管理等、教務全般を担っています。私の担当は、定期試験や授業(時間割)、学籍管理です。
 時間割を例に挙げると、前期課程の授業は年間3500コマ以上あるため、それらが適切に開講されるよう調整を重ね、教員と密に連絡を取り合い、念入りな準備とシステム運用を行う必要があります。窓口での学生のサポートはもちろん、窓口からは見えないところでも本学での学びを支えています。

仕事をしていて感じる魅力ややりがいについて

 アカデミックな環境、緑豊かなキャンパスで、個性豊かな学生や教員と日々接しながら仕事ができるのは、私にとって非常に魅力的です。目の前にいる学生のための仕事であると同時に、長い目で見ると、教育・研究をサポートすることで社会の未来に貢献できる仕事であるということに、使命感とやりがいを感じます。

職場の雰囲気を教えてください

 コミュニケーションを取りながらチームで行う仕事が多いため、和気藹々とした雰囲気です。日々の業務は地道で細かな作業が多いですが、ガイダンスやオープンキャンパス、入試等のイベントごとも多く、メリハリがあります。教務の仕事は忙しさの緩急もはっきりしているので、計画的な休暇が取りやすいのも魅力に感じます。

年間のスケジュール

4月・5月
新入生を迎え、キャンパスは一気に賑やかに。
この時期は履修相談が多く、一日中窓口に立っていることもあります。

6月・7月・8月
夏休み前の試験期間には、9日間で約500コマ分の試験が行われるので、2か月以上かけて丁寧に準備します。

9月・10月
新学期も窓口対応におわれますが、履修登録が終わるとほっと一息。
10月にはリフレッシュ休暇で長期のお休みを取得予定です。

11月・12月
次年度の時間割準備のため、先生方との会議や打ち合わせを行う機会が多くなります。

1月・2月
定期試験は年に4回行われます。この時期は大学入試シーズンでもあるので、部署全体が慌ただしい雰囲気に。

3月
次年度に向けた準備のため、新入生のクラス編成や入学手続きの対応を行います。一年で最も忙しい時期です。