太田 歩美

千葉大学

常により良くすることを考える。
 
太田 歩美 
医学部附属病院医事課医事企画室 一般職員
 
採用年度:令和3年度
試験区分:事務

現在の仕事内容について

 診療報酬の中には施設基準という定められた要件を満たして届出をすることで初めて収入を得られるものがあり、関係する部署に状況などを照会し届出を行う業務を担当しています。また、千葉大学医学部附属病院では、既に300程度の施設基準を届出しているので、それぞれの要件を遵守できているかの確認等をしています。

仕事をしていて感じる魅力ややりがいについて

 新しい施設基準を届出するときは、通知等を細部まで調べる必要がありますが、病院の大きな収入に繋がることも多く、やりがいを感じられます。最先端の医療を担う附属病院で医師や看護師をはじめ様々な医療系の職種の方と連携して業務を進める経験が出来るのも病院ならではと思います。

職場の雰囲気について

 医療事務の経験がありませんでしたが、判断に迷うときは先輩や上司に気軽に相談できるので働きやすい環境です。
 附属病院では日々様々な変化があり、情報共有も積極的に行われています。また、各自の仕事を調整しあいながら、休暇を取りやすい雰囲気があります。

1年間のスケジュール

4月 診療報酬改定
2年ごとの改定で新しい施設基準ができたり、従来の要件が変更されるので、資料を作成し各診療科等にお知らせして届出を行います。

7月 定例報告
届出している施設基準の中には7月中に報告書の提出が必要なものがあるため、関係部署に照会したり、データを出してまとめます。

8月 関東甲信越地区医事系実務者協議会
診療報酬改定がある年度は出席をして情報交換を行います。

9~12月 届出済施設基準の要件確認
毎月の確認に加えて、施設基準で求められている掲示物について院内を回って確認しています。報告物も随時あるので対応しています。

1~2月 実績確認
毎年1月から12月の実績をもって翌年度も継続が出来るか判断する必要がある施設基準について、手術件数等を調べます。

3月 退職者・異動者の確認
退職や異動が特に多い時期のため、施設基準の従事者にも変更があります。後任の方を確認して書類を作成します。