秋葉　さおり

　第一子、第二子出産の際に、産前産後休暇・育児休業制度を２年半取得しました。周囲のメンバーの理解やサポートのおかげで、妊娠中も安心して仕事に取り組め、引継ぎ等もスムーズに行えたため、不安無く育休に入ることができました。育休中は、慣れない育児や寝不足の毎日で苦労もありましたが、それ以上に、子供の成長を側で見守ることができた、貴重でかけがえのない時間でした。

　復職後は、育児短時間勤務制度を利用し、現在勤務時間を45分間短縮して働いています。夫の帰りが遅い日も多く、退勤後は保育園の迎え～寝かしつけまで一人で行うことがほとんどですが、この制度のおかげで無理のない両立ができています。仕事中は、時間内に業務をこなすために、毎朝段取りを考え、いかに時間内に目標を達成するか、スピード感を大事にしています。また、帰宅後にスムーズに家事ができるよう、休日にまとめて作り置きを用意しておくなど効率化を心がけています。子供との時間を確保することは、仕事に対する活力にも繋がっています。

　就職当初から、「長く仕事を続けたい」ということが目標でした。当時は、「仕事と子育ての両立」には漠然と高いハードルを感じていましたが、茨城大学には、ワークライフバランス制度が整い、仕事と子育てを両立している先輩方や、育児休業制度を利用する男性職員も多く、非常に働きやすい職場だと感じています。周囲の理解や協力に対し、日々感謝を忘れることなく、いつか自分が若い世代をサポートできる立場になることが目標です。