石川　知佳

　事務局では、5つの研究所と4つの機構直轄研究施設から構成されている自然科学研究機構全体の事務の取りまとめをしています。その中で私が主に担当している業務は、多くの職員が加入する共済組合に関係する手続きや、健康診断・ストレスチェックの実施、研修の企画・運営など、職員の福利厚生や安全衛生に関する事務を行っています。

　研究に直結するような業務ではありませんが、機構全体の職員の生活を支えている仕事ですので、その重みを感じながら働いています。研究所の先生方と直接やり取りすることはあまりないものの、やはり研究成果が大きく報道されたり、賞を受賞されたりするととても嬉しいです。

　事務局全体がワンフロアなこともあり、全員が顔見知りで話しやすく、とても風通しの良い職場だと感じています。妊娠を伝えた際には、育児休業を取ることについて上司も同僚も快く受け入れていただいたので、お休みしている間も安心して育児に専念することができました。

月初　給与控除の処理
給与から控除する貯金積立金や貸付金などのデータを作成し、給与データへ反映させて正しく控除できているかチェックします。

上旬　人間ドックの結果送付
専用サイトに月2回アップされる人間ドックの結果を取得し、研究所ごとに分けて各研究所の担当者へ送付します。

下旬　退職者の異動手続き
機構を退職する職員の共済関係の手続き（資格喪失や福祉事業の脱退など）を行います。

月末　福祉事業の解約、払戻等の手続き
職員から申し出のあった貯金などの福祉事業に関する解約や払戻といった手続きを取りまとめて、文部科学省へ提出します。

随時　共済組合に関する問合せ対応
職員や研究所の担当者、他法人などからの共済に関する問合せに対して、規則や手引きなどを確認しながら回答しています。