小野崎　愛純

　令和元年度から２年間、国立大学協会に出向しました。企画部に所属し、国立大学に関する予算要望活動や各大学の人事労務・病院経営の実態調査などを行いました。
　国立大学協会は大学からの出向者が多く、全国の国立大学から来た職員の方々と一緒に働くことで様々な発見がありました。お互いに意見を出し合って仕事をする中で、他大学の状況や色々な考え方を知ることができ、大学職員としての視野が広がりました。また、常に出向者が入れ替わる環境であったことから、自分の経験を人に引き継ぐことの重要さを再確認しました。他大学の学長、文部科学省などの中央省庁、国会議員といった大学の業務ではなかなか関わることのない方々と接する機会があったことも印象に残っています。
　自大学だけでなく国立大学全体のことを考えて仕事をする経験を通じて、大学に戻ってからも、仕事へ取り組む姿勢が変わったと感じています。