成田　路子

　私は、大学の様々な業務の中でも特に国際交流に関心があり、LEAPに参加しました。LEAPでは、１年２ヶ月間国際業務研修生として文部科学省で勤務し、10ヶ月間アメリカでインターンシップを行います。
　文部科学省では、高等教育局学生・留学生課で、国際的な大学交流機構や海外留学奨学金等を担当しました。高等教育行政を経験することは、現場よりも少し高い視点から大学の業務を理解することにつながり、大変勉強になりました。
　アメリカでは、２ヶ月間の語学研修ののち、８か月間ニューヨーク州立大学のクイーンズ校でインターンシップを行いました。海外留学を担当するオフィスで、留学生の受入等の業務を経験するとともに、大学間のパートナーシップに関する調査を行いました。海外のオフィスでの業務は不安なこともありましたが、アットホームで楽しい同僚達に支えられ、大きなトラブルはなく遂行することができました。
　大学に戻って国際業務を担当する今、このかけがえのない経験が心の支えとなり、自信につながっていると実感しています。今後もこの研修の経験を活かして、国際交流の充実に従事し、大学の国際化に貢献していきたいです。