松倉　広治

　総務課総務係では、台内会議の運営、公印や法人文書の管理、規則の制定や改廃、各種統計調査、式典やイベントの運営、関係機関からの来訪者の対応、研究教育活動の評価、その他事務部全体の統括や事務部内における庶務など、多岐にわたる業務を行っています。
　仕事内容に応じて台内各部署に連絡や依頼をしてその回答を取りまとめるといったように、関係部署と連絡を取り合って仕事を進めることが多いので、どこの部署では何を担当しているかを把握することが大事になります。

　出張でチリにある標高5,000mの山の上に建設された大型望遠鏡に行ったことです。酸素が薄く、紫外線が強く、強風が吹く、非常に過酷な環境ですが、そのような場所でも仕事としてメンテナンスをする方々がおられ、研究成果とは多くの人に支えられて産み出されているのだと実感しました。夜に見た美しい星空は忘れられません。

　担当業務については、どうやったら自分にとっても他人にとっても効率化できるか、ということを常に意識しています。統計調査等では年に１回、特定の時期にしか行わないものもありますが、例年の方法を踏襲するだけでは何も変わらないので、課題を見つけてそれを解決するにはどうすべきか頭を働かせています。

　国の将来のための投資である学術研究を推進する一端を担いたいと思い、学術研究機関にも就職できる国立大学法人等職員を選びました。ユニークな研究者の方々と近い距離で仕事をするのは、苦労もありますが刺激的な日々です。また、忙しい時期はあるものの、ワークライフバランスの良い職場だと思います。

8：30
始業：メールチェックをしつつ１日のスケジュールを確認します。メールは勤務中は随時確認しています。

9：00
台内会議：月２回は台内幹部による会議があります。議事抄録の作成もするので気を引き締めて臨みます。

12：00
昼食：弁当を持参することが多いです。

13：00
各種資料作成：会議資料の作成や各種調査の取りまとめを行います。比較的集中できる時間帯にまとめてやるようにしています。

15：30
視察対応：関係機関の方が視察に来る際には、資料準備や見学施設の担当者への連絡、送迎用車両の手配などをします。

17：15
終業：育児のため残業を減らすよう努めています。