橋本 達矢

山梨大学【電子・情報】

橋本 達矢
工学部附属ものづくり教育実践センター
電子・情報技術室 技術職員
 
採用年度:平成27年度
試験区分:電子・情報

現在の仕事内容について

 ものづくり教育実践センターは、工学部におけるものづくり教育を全面的に支援する目的で設置された組織です。私が所属する電子・情報技術室では、受託製作業務や教育・研究支援業務、講習会の運営、センターのホームページ管理、電子工作室の運営を行っています。その中で私は1~2年生向けの実習授業「実践ものづくり実習」の電子工作コースを先輩職員と担当するほか、技術室のホームページ管理を行っています。学生の技術力の成長に大きく関わるため、やりがいのある仕事だと思います。

印象に残っていること/嬉しかったこと

 実践ものづくり実習の電子工作コースでは、前半で電子工作の基本作業を体験してから、後半は班に分かれて試作した課題製作物を各自で作ります。その中で私の班では電光掲示板を作って貰いました。できるだけわかりやすい指導を心掛け、学生全員が完成し、思い思いの文字を表示できたときは嬉しかったです。

教育・研究支援系業務の魅力

 教育・研究支援系の技術職員の業務には、授業を担当して学生に指導や説明をする教員的な側面と、技術的な知見から技術支援や製作、保守作業を行う技術者的な側面があり、双方の面白さ、悩ましさといった醍醐味を享受できることが魅力だと思います。業務の合間の時間にも先輩職員から指導して頂いたり、工作物を作製することでスキルアップを図ることができます。授業以外で残業することはほとんどなく、業務後に趣味の時間を十分に取れるなどワークライフバランスを充実させられるところも大きな魅力だと思います。

1週間のスケジュール

月曜日/火曜日
電子工作室当番来室者対応や機器の管理、技術相談を行います。

火曜日/水曜日
学科の実験の引継ぎ:現担当者から教えて貰いながら実験の担当テーマを説明します。

木曜日
部署の打ち合わせ

金曜日
実践ものづくり実習:担当コースの説明、指導を行います。

空き時間
実習の準備:試作や配布物の準備をします。