長谷川　慧

　私は平成22年10月に採用された後、２度の人事交流を経験させていただきました。
　１度目は筑波大学医学医療エリア支援室の総務担当として、平成23年10月から３年間勤務し、主に教員人事や諸手当の算定等に携わりました。筑波大学篤志解剖体慰霊式の開催に関わるなど、他機関では経験できない大変貴重な経験をさせていただきました。２度目は国立高等専門学校機構本部事務局の国際交流課（当時）に平成29年４月から２年間勤務し、主に留学生の受入れや教職員の海外研修等に携わりました。高専機構本部は全国にある51の国立高専の企画や管理業務を担うことで国立高専と学生を支える組織です。全国から集まる教職員と机を並べ、時にはタイや中国へ出張しつつ、高専・文部科学省・外国政府等と連携してスケールの大きな事業に携わることができ、こちらも大変貴重な経験をさせていただきました。
　人事交流を通して様々な出会いや幅広い視点を持つことができ、所属機関に戻ってからも、会議運営やイベント関係に伴う各種手配・調整、様々な書類の確認・作成作業など活かせることが沢山あります。様々なキャリアに挑戦できる環境がありますので、皆様に少しでも関心を持っていただけましたら幸いです。