渡邉 文彦

宇都宮大学

課長級
 
渡邉 文彦
アドミッションセンター事務室長
 
採用年度:平成8年度

 

私の経歴

平成8年1月  宇都宮大学経理部主計課監査・法規係
平成10年4月 文部科学省大臣官房会計課第二予算班(併任)
平成11年4月 宇都宮大学経理部主計課管財係
平成13年4月 同 経理部主計課予算係
平成14年4月 同 経理部主計課予算係予算主任
平成16年4月 同 財務部財務課管理・管財係長
平成17年4月 同 財務部財務課決算係長
平成19年4月 同 財務部財務課審査係長
平成22年4月 同 総務部総務課法規調整係長
平成23年4月 同 企画広報部企画広報課企画調整係長
平成26年4月 同 企画広報部企画広報課課長補佐(広報担当)
平成31年4月 同 アドミッションセンター事務室室長補佐
令和2年4月  同 アドミッションセンター事務室長 

これまでのキャリア

1年目~将来につながる仕事のイロハを着実に積み上げる

 採用後すぐ経理部主計課に着任しました。決議書の照査や会計関連の規程整備、そして予算管理や国有財産管理まで、幅広い業務に携わることができました。また、文部省(現文部科学省)会計課予算班での勤務や、財務省の会計研修にも参加。基礎的な知識を得られたことはもとより、外部から大学業務を客観的に見られたことで、視座はワンランクアップし、人的ネットワークの構築にも繋がりました。
 そして仕事の基礎が固まりつつあった8年目、係長へのキャリアアップと重なるように、国立大学の経営は国立大学法人化という大きな転換期を迎えます。企業会計の導入に伴う新しい会計システムの構築や関係各所との調整などあたふたすることも多々ありました。ですが、様々な情報をキャッチアップして新たな会計制度を取りまとめ、幹部の先生方に直接説明するなど、主体的になり、同時に責任感が芽生え始めた時期でもあります。

14年目~ 仕事を懸命にこなすことで、深みと幅の広がりのある人材へ

 採用から14年目に総務課に異動となりました。大学運営や政策の意思決定プロセスを間近で学ぶことができ、より広い視野をもって大学運営を捉えられるように。そして企画広報課に異動となります。大学評価関係の担当を3年務めた後、広報を担当することになりました。このタイミングで課長補佐を拝命。報道機関対応(プレスリリースや記者会見)、広報誌の作成、そして高校生に向けた入試広報など、学内の魅力を外部にアピールしていきます。
 広報を担当したのは5年でしたが、本学オリジナルキャラクターの誕生に立ち会えたのは非常に思い出深いですね。元々、若手職員グループの発案からスタートしたプロジェクト。学内公募から半年間に及ぶ選考プロセスを経て選ばれたのが、「宇大の妖精」“宇~太”です。彼のおかげで多くの企画を実現でき、また先生方や学生、地域の皆さんなど幅広い方々と接したり、仕事を共にすることができました。

21年目~ 現場感覚を失わずに若手の声を拾っていきたい

 アドミッションセンター事務室長の今、入試業務や入試広報業務の事務的な統括を担当。新型コロナウイルス感染症対策についてしっかり配慮しながら、ミスのない着実な入試実施に向け日々業務を進めています。
 もう一つの業務の柱が入試広報業務です。入試広報業務は、正しい入試情報の提供をベースに、希望や夢を持ち、そして将来に悩む高校生と向き合い、大学の学びや研究内容を伝えることで、最適な進路を選択できるようマッチングさせることが本質であると考えています。
 今は事務室長という立場でマネジメント業務が中心になりましたが、現場感覚を失うことなく、スタッフ達と協力し合い、達成感や喜びを分かち合いたい。そして、日々の会話を通して私の希望ややりたいことを汲んでステップアップの道を示してくれた上司のように、私も若手の声を拾っていきたいと考えています。

メッセージ

 高度に展開される研究をベースに、これからの社会を支える人材を育成する学びの場、それが国立大学であると考えます。それぞれの大学の個性を最大限に生かしながら社会に貢献し続ける地域の「知」の拠点でもあります。
 そして国立大学職員は、教員とともに大学の教育研究を支える欠かせない存在です。活躍するフィールドも、総務、財務、広報から教育研究の支援まで本当にバラエティにあふれています。皆さんの個性とマッチングした、活躍できるフィールドが必ずあるはずです。意欲溢れる皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。