市川 美穂

群馬大学

市川 美穂 
昭和地区事務部 医事課 医事係
 
採用年度:平成29年度
試験区分:事務

現在の仕事内容について

 昭和地区事務部において医事課は、附属病院の運営を支える部署です。診療報酬の請求から診療録(カルテ)に関すること、他病院との連携、さらには医療安全部門の事務や患者さん対応など、その内容は多岐にわたります。
 私の所属する医事係では、医事課における庶務全般のほか、施設基準といって、病院の機能や診療体制・サービス面などを評価するための基準の管理や自治体・他病院との診療の契約、病院内の各種委員会の運営などの業務を行っています。その中でも施設基準の届出は病院全体に大きな影響があるため、とても大切な業務です。

印象に残っていること/嬉しかったこと

 昨年、全国の大学病院の医事系初任職員が集まる合宿研修会に参加しました。他大学の方々と交流ができ、全国各地に同じ現場で頑張る仲間がいることを知る良い機会になりました。
 専門的な知識が必要となる仕事内容に戸惑うこともありますが、職場の皆さんに支えていただき、毎日楽しく仕事をしています。

日頃心がけていることや、やりがい

 附属病院には毎日2,000人近くの患者さんが来院され、働く職員も医師をはじめ様々な業種の方が活躍しています。とても大きな組織ですので、その事務の中心として仕事が出来ることにやりがいを感じています。どんな業務に取り組む場合でも、「今の私の仕事は、どのように病院の役に立っているだろうか」という視点を持つことを忘れないよう、心がけています。

国立大学法人等の魅力、選んだ理由

 地元に貢献できる仕事をしたいと考え、前職からの転職を決めました。また私自身、大学生活が楽しかったので、「仕事として大学に関わることができたら素敵だな」と思ったことも大きなきっかけです。職場の先輩方や同期から話を聞き、想像以上に業務の幅が広い国立大学職員の仕事に魅力を感じています。これから色々な経験が出来るのが楽しみです。

月間スケジュール

初旬
医療費の請求業務:他の医療機関や市町村に医療費を請求するため、書類の確認や請求書の作成をします。

初旬
臨床主任会議の資料準備:毎月第二火曜日に、病院の方針や重要な報告事項を話し合う会議があります。医事課内の議題を取りまとめ、総務課へ提出します。

中旬
レセプト(診療報酬明細書)の提出:前月に診療を受けた患者さんの分の診療報酬を支払機関に請求します。

下旬
財務会計業務:病院収入の仕訳業務を行います。大きな数字を扱う作業ですので、ミスの無いように気をつけています。

随時
委員会の運営補助:病院には様々な委員会があります。資料の準備から当日の出欠確認等を行い、終了後には議事録も作成します。

2 ヶ月に1 度
朝当番:医事課の職員は交代制で総合案内付近に立ち、来院した患者さんの案内を行っています。